NO.9 大学病院の先生が考えた「サプリ饅頭」
投稿者:crea 投稿日時:2018/06/20(水) 11:21
秋田市の老舗菓子店「かおる堂」が6月26日、骨粗しょう症予防に効果があるビタミンDを入れた「サプリ饅頭」を発売するという記事を目にしました。
(かおる堂http://www.kaorudo.jp/)
かおる堂の藤井社長の次男・昌さんが整形外科医で、本商品の開発者とのこと。まんじゅうは直径4センチ弱で、3個で1日に必要とされるビタミンD20㎍(マイクログラム)を摂取できる計算だそうです。栄養強化の牛乳2瓶、サケの切り身1切れ以上の含有量に相当するというもので、3個入り216円(税込)。まんじゅうの名前も「サプリ饅頭」とそのまま。
間もなくオンラインショップでも販売していくとお聞きしました。
とっさに、京都の伝統的なお漬物「すぐき漬け」が脳裏に浮かびました。(※京都に立ち寄った際は必ず購入します。)「すぐき漬け」にはラブレ菌が含まれており、近年、がん細胞やウイルスの働きを抑制するインターフェロンの生産を促す効果があると話題になりました。「すぐき菜」はかぶらの一種で上賀茂の地で桃山時代に栽培されたのが起源で、江戸時代には門外不出の固有種として京都・上賀茂で守られるようになったのだそうです。
一日に必要な栄養を摂る食品や、病気を予防する食生活を促す食品が、今後ますます市場化されていきそうですね。